ADSR Sample Manager アップデートのリリース
フリーのサンプルブラウザである、ADSR Sample Manager ( https://www.adsrsounds.com/product/software/adsr-sample-manager/ ) が最近アップデートしました。
私的に特筆すべきアップデート内容は三つ。
1. ハイ/ローパスフィルター, フェードイン/アウト, ゲイン, ノーマライズ, メーターの実装
地味にノーマライズの実装が嬉しいです。これでサンプルをブラウジングしている中で爆音サンプルに遭遇しても耳を痛めなくて住みそうです。
フィルター、フェードイン、フェードアウト、ゲインはオートメーション可能な項目なようです。
2. 新しいサンプル情報の実装:サンプルの長さ(秒数), ファイルサイズ, サンプルの追加日
ファイルサイズの情報は使う機会がなさそうですが、サンプルの長さを一覧で見ることができるのはいいですね。ワンショットで絞り込んでもワンショットじゃないものがちょくちょく出てくるのでそれらを選別できるのは便利です。
また、これらの情報は表示、非表示を選ぶことができます。(以前からあったもの(キーなど)も隠せるようになりました。)
3. サンプルを、ユーザーが設定したセッティング(テンポなど)のままDAWにドラッグすることが可能になった。(元のファイルのままドラッグすることも可能)
※サンプルをドラッグする際に用いる十字マークの上の•••をクリックで設定を変更できます。
これは一番大きな変化かと。今まではこれができなかった(少なくともマニュアルを読んでいないのもあり、私はやり方がわからなかった。)ため、uvi workstationなどの他のサンプラーを通して、テンポを変えたりしていたので、なかなかフラストレーションが溜まっていました。
あとは、左のタグやらフォルダのブラウザが隠せるようになり、ウィンドウサイズを少し小さくすることができるようになったりもしています。
ユーザーの声がよく反映されている良アプデかと。