Jon Meyer氏のピアノサンプルの再マッピング
Jon Meyer氏が先日配布したKontakt用のピアノライブラリー。DTM情報サイトで知り、ダウンロードしてみました。
当方Kontaktはデモ版しか所持していないため、15分のデモで確認しただけですが、なかなかに良い印象でした。
Jon Meyer氏の求めるサウンドはこれはこれで完成されていると思うのですが、自分で弾くのには若干抜けが弱いと感じたり、リリースの音が大きすぎたり、不便に感じることがあったのと、Kontaktを所持していないためにSforzandで運用したかったので自分でsfzマッピングをしてみました。
Jon Meyer氏のサイトでは特に利用規約などは見つからなかったのですが、sfzファイルの公開はちょっと…と思うこともあり、どのようなマッピングをしたかだけを残しておきたいと思います。
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・offset=35000(サンプルの再生開始時間)
・ampeg_release=1(リリースの長さ)
・trigger=release (リリース用のサンプルの再生を通常のサンプルのリリースと同時に行うためのコード)
・volume= (サンプルの音量の調整、デフォルトのままだとリリースサンプルの音が大きいので-30程度に設定)
・一つのノートにつき2本のマイクでの4ダイナミクスでの収録なので8サンプルあり、基本的には2つのサンプルを4つのベロシティレンジで並べれば良いのですが、サンプルの録音が7半音ずつで行われているために、多少無理があるところがあり、違うダイナミクスのものを混ぜたり微調整を行いました。
こんなところですかね。半日ほどで終わりましたが、慣れていればそこまでかからないかと。検索した文字列を特定の文字列に置き換える機能があるテキストエディターの使用推奨です。
出来にはかなり満足しています。自分好みのマッピングができる、と言うのもありますが、元のサンプルが素晴らしいので、十分使用に耐えるものが出来上がりました。有料音源(EWのスタインウェイ)
と比較しても優っている部分があると思います。
興味のある方は是非試してみてください。